借方と貸方の総額は合うのに、日別では合わない箇所を探すには?

日付別に借方と貸方をそれぞれ合計し、差額が0でない日を残します。個々の取引を1対1で照合する処理とは区別します。

説明図:日付別の帳簿明細の架空の入力データ
架空のデータを使った説明図です。実際の画面キャプチャではありません。

借方と貸方の総額が一致していても、ある日のプラスと別の日のマイナスが打ち消し合っていることがあります。JOIN SHEETで日別に合計して差を出すと、確認が必要な日付を絞れます。同じ金額の取引も、それぞれ集計に含めます。

最小通貨単位の整数を準備する

以下は同じ帳簿・通貨の架空データです。小数を使わず、100セントを1通貨単位として整数で記録しています。金額がない側は確認したうえで0にしていますが、金額が不明なセルまで0に変えるわけではありません。日時が入っている場合は、日単位で集計するために型を「日付」にするかも確認してください。

日付 借方セント 貸方セント
2026-09-01 7000 0
2026-09-01 3000 0
2026-09-01 0 10000
2026-09-02 4500 0
2026-09-02 0 4000
2026-09-03 2000 0
2026-09-03 0 2500

日付ごとに両側の合計を比較する

  1. データを結果の基準に選び、「結果を整理」で日付別の「集計」を追加します。
  2. 最初の集計の「集計方法」を「合計」に変え、「項目」は借方セント、「結果の項目名」は借方合計セントにします。「集計を追加」を押して貸方セントの合計も追加し、「結果の項目名」に貸方合計セントと入力します。
  3. 集計の下に「計算」を追加し、借方合計セントから貸方合計セントを引いて「差額セント」とします。
  4. 差額セントが0と等しくない「絞り込み」を追加し、「適用」を押します。

説明図:日付ごとに借方・貸方を合計 → 借方合計から貸方合計を引く → 差額が0でない日付を残す

相殺されていた2日分が残る

9月1日は借方7000と3000が貸方10000に一致するため除外されます。2日は+500、3日は−500で残ります。全日を合計すると消える差額でも、日付別ならそれぞれ確認できます。

日付 借方合計セント 貸方合計セント 差額セント
2026-09-02 4500 4000 500
2026-09-03 2000 2500 -500

説明図:全体の差額が0でも、9月2日の+500と3日の−500は残ります。

差額0が示すのは合計の一致だけで、個々の取引の対応まで証明しません。伝票単位の確認が必要なら、日付と伝票番号の両方でまとめます。これは調査範囲を絞る算術チェックであり、帳簿の自動修正や会計上の正しさを保証するものではありません。

自分のファイルで始めましょう

JOIN SHEETを使ってみる ↗

Excel・CSVの作業はPCでご利用ください。
新しいタブで開くため、作業中のデータは置き換わりません。

サンプルの検証日:

出典

Excel function to fix ledger out of balanceの質問を参考に、独自の架空データで手順を作成しました。