データの整理・集計

Excelで重複した行を1行も残さず除外するには?

重複を1行にまとめるのではなく、繰り返し登場する行をすべて除外します。全列でグループ化して出現回数が1の行だけを残す方法です。

説明図:P01・白・数量2が2回含まれる4行の一覧
架空のデータを使った説明図です。実際の画面キャプチャではありません。

重複した行をすべて除外するには、比較する全列でグループ化して件数を数え、1件だけの組み合わせを残します。JOIN SHEETの「結果を整理」で「集計」→「絞り込み」の順に設定します。重複を1行だけ残す操作とは結果が異なります。

1行残すか全行除外するかを決める

縦結合の「完全に同じ行を1行だけ残す」は重複を1行にまとめる設定です。繰り返された行をすべて取り除きたい場合には、それだけでは不十分です。

架空の一覧ではP01・白・2が2回あります。コードが同じでも色が黒なら別の行とします。図はこのデータの説明図で、操作画面の画像ではありません。

コード 色 数量
P01 白 2
P01 白 2
P01 黒 2
P02 白 1

全列でまとめて出現回数が1のものを残す

  1. シートを読み込み結果の基準に選びます。この作業は1シートで実行できます。
  2. 「結果を整理」に「集計」を追加し「まとめる項目」にコード・色・数量をすべて入れます。
  3. 「集計方法」を「件数」にして「結果の項目名」を「出現回数」にします。
  4. 集計の下に「絞り込み」を追加し、項目を出現回数、条件を「等しい」、値を1にして「適用」を押します。

説明図:全列で集計して出現回数1だけを残す手順

白のP01は2行とも除外される

コード 色 数量 出現回数
P01 黒 2 1
P02 白 1 1

説明図:繰り返された組み合わせをすべて除外して残った2行

元の4行から重複した組み合わせの2行が除かれ、2行になります。集計後に残るのはグループ化の基準と集計値です。この例では全3列を基準にしたため元の列も確認できます。

元ファイルの行も削除されますか?

削除されません。新しい結果を作る操作なので、元ファイルと除外内容を比較できます。同じ値でもそれぞれ別の実取引なら、この除外方法は使わないでください。

色を基準から外すと白と黒が同じ組み合わせに入り、逆に毎行違う連番を入れるとほかの値が同じでも重複になりません。業務上の同一性に必要な列を選び、データ型や空欄も確認します。除外せず重複の種類だけ調べたいときは重複する値の種類数を使います。

自分のデータでも試してみましょう

繰り返しの作業を減らす

シートを接続・比較して、必要な結果を確認できます。

この記事はProプランの利用環境を前提としています。

JOIN SHEETを使ってみる ↗

Excel・CSVの作業はPCでご利用ください。新しいタブで開くため、作業中のデータは置き換わりません。

サンプルの検証日:

出典

How to remove duplicate rows — Reddit r/excel

同じ行を1行も残さず取り除くという質問から独自の例を作成しました。原文のデータや数式は使わず、JOIN SHEETの集計と絞り込みで説明しています。