Excelで地域別の顧客数を重複せずに数えるには?
注文件数ではなく顧客の人数を知りたいときは、地域と顧客IDで一度まとめます。2段階の集計で各地域の顧客を1回ずつ数える方法です。
同じ顧客が何度注文しても1人と数えるには、地域・顧客IDの組み合わせを1行にまとめてから地域別に行数を数えます。JOIN SHEETでは「集計」を2段階に分けて設定します。最初から地域だけで「件数」を数えると顧客数ではなく注文件数になります。
注文6件は顧客6人ではない
架空の注文一覧では、東部のC01と西部のC03がそれぞれ2回登場します。C01は両地域を利用しているので、地域ごとに1人として数えます。
| 地域 | 顧客 ID |
|---|---|
| 東部 | C01 |
| 東部 | C01 |
| 東部 | C02 |
| 西部 | C01 |
| 西部 | C03 |
| 西部 | C03 |
図はこの架空データの説明図で、操作画面のスクリーンショットではありません。
地域・顧客でまとめてから地域別に数える
- シートを結果の基準にし「結果を整理」で「集計」を追加します。「まとめる項目」に地域と顧客 IDを入れます。
- 「集計方法」を「件数」、名前を「注文数」にします。各組み合わせが1行になります。
- 下にもう1つ「集計」を追加します。今度の「まとめる項目」は地域だけです。
- 「件数」で「顧客数」を作り「適用」を押します。最初の注文数を合計するのではありません。
最初の集計で東部・C01、東部・C02、西部・C01、西部・C03の4行になります。それを地域別に数えると次の結果になります。専用の「重複しない件数」ボタンを使うのではなく、2回の集計を組み合わせた処理です。
東部2人、西部2人になる
| 地域 | 顧客数 |
|---|---|
| 東部 | 2 |
| 西部 | 2 |
地域別の合計4人は全体の顧客数ですか?
違います。全体ではC01・C02・C03の3人です。複数地域を利用する顧客がいるので、地域別人数の合計は全体の人数を上回ることがあります。全体で一意の顧客数が必要なら、最初は顧客 IDだけでまとめ、2回目はまとめる項目を空にして件数を数えます。
空のIDを1人と数えたくない場合は、最初に顧客 IDの「空の値以外」で絞り込みます。同姓同名の区別には名前ではなく一意のIDを使い、大文字・小文字や空白が統一されていることも確認してください。
繰り返しの作業を減らす
シートを接続・比較して、必要な結果を確認できます。
この記事はProプランの利用環境を前提としています。
JOIN SHEETを使ってみる ↗Excel・CSVの作業はPCでご利用ください。新しいタブで開くため、作業中のデータは置き換わりません。
サンプルの検証日:
出典
Simple pivot table to count unique values — Stack Overflow
グループごとの一意な値の数という集計上の問題を参考に、注文例を独自に構成しました。原文の数式・画像や質問者の実データは複製していません。