比率の差が±5ポイント以内の行を残すには?

20%と25%の差は5ポイントです。比率の差を計算し、−5以上かつ5以下の行を取り出します。増減率の5%とは区別して設定します。

説明図:比率の許容範囲の架空の入力データ
架空のデータを使った説明図です。実際の画面キャプチャではありません。

20%から25%への変化は5ポイントの上昇ですが、増加率では25%になります。今回は「差が±5ポイント以内」の行を残したいので、増減率の計算は使いません。JOIN SHEETで2つの比率の差を求め、−5以上かつ5以下で絞り込みます。

0.2と20を混在させない

架空の入力値0.2は20%を意味します。ここでは小数の比率を読み込んだ表を使います。元データが数値20で20%を表している場合は、以下の100倍換算を重ねないでください。

項目 基準比率 比較比率
A 0.2 0.25
B 0.4 0.3
C 0.1 0.125
D 0.25 0.2

百分率の数値へ換算して引く

  1. データを結果の基準に選び、「結果を整理」の「計算」で基準比率に固定の数値100を掛け、「基準百分率の数値」を作ります。
  2. 比較比率も100倍し、「比較百分率の数値」を作ります。
  3. 比較百分率の数値から基準百分率の数値を引き、「差 (ポイント)」とします。
  4. 差が−5以上の絞り込みと5以下の絞り込みを両方追加し、「適用」を押します。

説明図:比率を百分率の数値に換算 → 比較値から基準値を引く → −5以上かつ5以下に絞る

境界を含めて3項目が残る

Aは+5ポイント、Cは+2.5ポイント、Dは−5ポイントで残ります。Bは40%から30%へ10ポイント低下して除外されます。2条件を同時に満たす行だけ残すことで、上下限のある範囲になります。

項目 基準比率 比較比率 基準百分率の数値 比較百分率の数値 差 (ポイント)
A 0.2 0.25 20 25 5
C 0.1 0.125 10 12.5 2.5
D 0.25 0.2 25 20 -5

説明図:20%から25%は+5ポイント。±5ポイントの境界も含めます。

この設定では、条件に合う行だけが結果に残ります。セルに色を付けたり、TRUE/FALSEの判定列を追加したりするわけではありません。ちょうど±5の行を除きたい場合は「より大きい・より小さい」を使います。元データが丸められている場合などは、比較に使う精度と許容誤差も決めておきましょう。空欄を0%として扱わないことも大切です。

自分のファイルで始めましょう

JOIN SHEETを使ってみる ↗

Excel・CSVの作業はPCでご利用ください。
新しいタブで開くため、作業中のデータは置き換わりません。

サンプルの検証日:

出典

Simplest formula for finding if difference is greater or lesser than another number.の質問を参考に、独自の架空データで手順を作成しました。