地域ごとの売上に占める、各商品の割合を求めるには?

商品別の売上と、その商品が属する地域の売上合計を用意します。2つの表を結合し、地域内での商品ごとの構成比を計算します。

説明図: North・South・Zeroの地域と商品別の取引を記録した元のSales表6行
架空のデータを使った説明図です。実際の画面キャプチャではありません。

ある地域の売上のうち、商品Aが何%を占めるかを知りたい場合、分母はその地域の売上合計です。JOIN SHEETで地域・商品別の合計と地域全体の合計をそれぞれ保存し、地域名で結合して割合を求めます。

NorthとSouthでは分母が異なる

架空のAmountは同じ通貨の売上金額です。同じRegion・Itemに複数の取引があり、Zeroには金額0の記録があります。

Region Item Amount
North A 20
North A 30
North B 150
South A 60
South B 40
Zero A 0

Northの合計は200、Southは100です。NorthのAの売上50を全体の300で割ると約16.67%ですが、North内での比率は25%です。何に対する割合かを先に決めます。

同じ元データから2つの合計を保存する

  1. Salesを結果の基準にし、「結果を整理」で「集計」を開きます。RegionとItemでまとめ、Amountの合計をItemSalesにします。「適用」後の5行を、商品別合計表ItemTotalsとしてExcelに保存します。
  2. 新しい作業に元のSalesを読み込み、地域全体の合計表を作ります。Regionだけでまとめ、Amountの合計をParentSalesにします。「適用」してNorth=200、South=100、Zero=0を確認し、別のExcelファイルRegionTotalsに保存します。
  3. 対象期間やキャンセル取引の除外条件がある場合は、両方に同じ条件を使います。項目表だけ期間を狭め、地域合計を広いままにすると、割合の意味が変わります。

同じ作業を続ける場合は、先に項目別の結果を保存します。その後「結果を整理」を開き直し、2つ目の「集計」を追加してRegionだけでまとめ、ItemSalesの合計をParentSalesにします。最初の集計の後では、元のAmountではなくItemSalesを使います。検証例では同じ元データから2つの合計を個別に計算しています。地域合計表はRegionごとに必ず1行にします。

各項目に所属地域の合計を付ける

商品ごとの売上を地域全体の売上で割れるよう、保存したItemTotalsとRegionTotalsを新しい作業に読み込みます。Region同士を「一致する行のみ」で結合し、ItemTotalsを結果の基準にします。各商品のItemSalesと同じ行に、その地域のParentSalesが付きます。RegionTotals側の重複するRegionは非表示にします。

「結果を整理」で「計算」を追加します。最初の値をItemSales、次の値をParentSales、計算方法を「比率 (%) · A ÷ B × 100」にし、名前をSharePctにします。「並べ替え」を追加してRegionを「昇順」にし、同じステップの「並べ替え項目を追加」でItemも「昇順」にして「適用」を押します。

説明図: 異なる集計単位の表を結合

地域ごとに100%になることを確認する

Region Item ItemSales ParentSales SharePct
North A 50 200 25
North B 150 200 75
South A 60 100 60
South B 40 100 40
Zero A 0 0 ∅

説明図: 地域ごとの分母で求めた構成比

Northは25+75=100%、Southは60+40=100%です。表全体の割合を足して100%にするものではありません。SharePctの25はすでに25%を表すので、さらに100を掛けないでください。

Zeroは0÷0となるため、構成比は空欄(∅)です。0%と読み替えず、元の金額や集計範囲を確認してください。また、異なる時点のファイルを使うなどして地域合計が抜けていると、「一致する行のみ」の結合ではその地域が消えます。2つの表を同じ元データ・条件から作ったか、商品別の5行が残っているかを確かめましょう。

結果は地域・項目ごとに縦に並ぶ割合の表です。出典のピボットメニューや、項目を横に展開する機能を再現するものではありません。

自分のファイルで始めましょう

JOIN SHEETを使ってみる ↗

Excel・CSVの作業はPCでご利用ください。
新しいタブで開くため、作業中のデータは置き換わりません。

サンプルの検証日:

出典

Mac Excel 2016 Pivot Table - How to show values as percent of parentの質問を参考に、架空のデータを用意しました。