データの整理・集計

Excelの同じ商品コードが一致しないときは空白を確認

前後の空白や見えにくいスペースが原因で商品コードが一致しない場合の対処法です。元の値を保ったまま照合時だけ空白を無視します。

説明図:前後に空白があるP10とP20、および途中に空白があるP 30
架空のデータを使った説明図です。実際の画面キャプチャではありません。

見た目が同じコードでも、前後に空白があると別の値として扱われます。JOIN SHEETの「結合キーを整理」で「前後の空白を無視」を有効にすると、元データを変更せず照合時だけ前後の空白を除いて比較できます。コードの途中にある空白は除かれません。

見えにくい空白と内部の空白を分けて考える

架空の注文表には「 P10 」「P20 」「P 30」があります。P20の後ろは改行されない特殊な空白です。商品表はP10・P20・P30です。前後の空白が付いた場合と、コード自体の途中に空白がある場合を区別します。

図は空白を含むデータと照合手順の説明図で、画面キャプチャではありません。

照合するときだけ前後の空白を無視する

  1. 注文の「注文コード」と商品の「商品コード」を接続し「1つ目のシートの全行を保持」を選びます。
  2. 接続線のメニューから「結合キーを整理」を開きます。
  3. 「前後の空白を無視」を有効にして「適用」を押します。この例では大文字・小文字の設定は変更しません。
  4. 「結果のプレビュー」で品名が付いたコードと空欄のコードを確認します。

説明図:結合キーの設定で前後の空白だけを無視する手順

注文3行のうち2行に商品情報が付く

注文コードの状態 商品コード 結果
P10の前後に空白 P10 商品 Aが一致
P20の後ろに特殊な空白 P20 商品 Bが一致
Pと30の間に空白 P30 一致しない

説明図:前後の空白2件は一致し途中の空白1件は一致しない結果

注文は3行とも残ります。「P 30」と「P30」を同じコードとする業務ルールがある場合は、内部の空白を元データで別途整理してください。この設定だけでは変わりません。

元データの空白も消えますか?

消えません。設定は文字列の結合キーの照合にだけ適用されます。原本や結果に表示する元のコードは保持されます。ファイル全体の空白削除でも、別の「値を比較」への適用でもありません。

すべての不可視文字を取り除く機能でもないため、空白以外の文字が混ざっている場合は原本を確認します。また、設定後に異なるコードが同じ値として結合され、行数が増えることがあります。「接続状態を確認」で「一致する行の組数」と重複キーの集計を確認してください。大文字・小文字の扱いも同様に業務ルールに合わせて選びます。

自分のデータでも試してみましょう

繰り返しの作業を減らす

シートを接続・比較して、必要な結果を確認できます。

この記事はProプランの利用環境を前提としています。

JOIN SHEETを使ってみる ↗

Excel・CSVの作業はPCでご利用ください。新しいタブで開くため、作業中のデータは置き換わりません。

サンプルの検証日:

出典

VLOOKUP Error Stumper: Strange Formatting in Lookup Column — Reddit r/excel

空白による検索の不一致という問題を基に、架空の商品コードで説明を作成しました。質問者のファイルや本製品の利用事例ではありません。