今月初めて購入した顧客だけを見つけるには?

全購入履歴から顧客別の初回購入日を求め、その日付を対象月で絞り込みます。今月再購入した既存顧客との混同を防げます。

説明図:全購入記録の架空の入力データ
架空のデータを使った説明図です。実際の画面キャプチャではありません。

先に9月の購入だけを残すと、8月に購入済みの顧客も新規に見えてしまいます。JOIN SHEETで全履歴を顧客別に集計して最も早い日付を求め、その後で9月の条件を適用します。

対象月より前の記録も必要です

この架空の履歴では、C1は8月に購入済みで、C2は9月に初めて購入し、その月に2回注文しています。C3の購入は翌月の10月、C4は9月末です。同じ顧客には同じIDを使います。IDが空欄の記録は、誰の購入かを元データで確認してください。空欄のまま集計すると、別々の顧客の履歴が1つにまとまるおそれがあります。ここで求める「初回購入日」は、読み込んだ履歴の中で最も早い日です。

顧客 ID 購入日
C1 2026-08-20
C1 2026-09-05
C2 2026-09-02
C2 2026-09-07
C3 2026-10-01
C4 2026-09-30

最小値を求めた後に期間を指定する

  1. 全購入記録を読み込み、購入日の型を日付にします。元データの条件で9月だけには絞りません。
  2. 「結果を整理」で「集計」を追加し、「まとめる項目」に顧客 IDを選びます。最初の集計の「集計方法」を「最小値」に変え、「項目」に購入日を選び、「結果の項目名」に初回購入日と入力します。
  3. 集計の下に「絞り込み」を追加し、初回購入日が2026-09-01「以上」の行を残します。
  4. さらに初回購入日が2026-10-01「より小さい」という絞り込みを追加して「適用」を押します。

説明図:全履歴から顧客別最小日 → 初回日に期間条件 → 新規顧客だけ残す

C2とC4だけが残ります

C2の初回は9月2日、C4は9月30日です。C1は9月にも購入していますが初回が8月なので除かれ、C3は10月なので除かれます。C2が2行ある場合は顧客別の集計を確認します。

顧客 ID 初回購入日
C2 2026-09-02
C4 2026-09-30

説明図:9月の新規顧客はC2とC4です。

9月以降の履歴だけでは、それ以前の購入は分かりません。初めて購入した顧客かどうかを判断するには、過去の記録も読み込んでください。翌月も使う場合は、期間の開始日と、その次の月の1日を両方変更します。対象月は自動では切り替わりません。

自分のファイルで始めましょう

JOIN SHEETを使ってみる ↗

Excel・CSVの作業はPCでご利用ください。
新しいタブで開くため、作業中のデータは置き換わりません。

サンプルの検証日:

出典

Determining New Customers

原文では、顧客とブランドごとの「Active Since」(活動開始日)を使って新規顧客を数えています。購入履歴の初回取引日を求める質問ではなく、last_activityとの日付の前後関係も条件に挙がっています。

この記事は「顧客ごとに最も早い日付を求めてから期間で絞る」という考え方を、初回購入日の架空例に応用したものです。原文の活動開始日・最終活動日の条件をすべて再現する手順ではありません。