数値0・1の検査表から、全検査に合格したプロジェクトを抽出するには?

合格を数値1、不合格・未検査を0にした検査表で、2つの検査の最小値がともに1のプロジェクトを抽出します。必要な部品と検査値がすべて揃っていることが前提です。

説明図:プロジェクト検査表の架空の入力データ
架空のデータを使った説明図です。実際の画面キャプチャではありません。

合格を数値1、不合格・未検査を数値0で記録した検査表から、すべての検査に合格したプロジェクトを抽出します。JOIN SHEETでプロジェクト別に各検査の最小値を求め、両方が1のプロジェクトだけを残します。必要な部品と検査値がすべて揃った表を用意してください。先に合格行だけに絞ると、不合格の部品を集計できません。

未検査も未完了として準備する

参考にした質問ではOK/NOKで判定していますが、ここでは架空の表に合格を数値1、不合格と未検査を数値0で入力します。JOIN SHEETが自動変換するわけではないため、読み込む前に元のファイルで準備してください。すべての検査値が数値の0か1で、必要な部品が抜けていないことを確認します。最小値の計算では空欄が無視される場合があるため、未検査の欄も0で埋めてください。

プロジェクト 部品 検査1 検査2
P1 A 1 1
P1 B 1 0
P2 C 1 1
P2 D 1 1
P3 E 0 1

不合格行も残して最小値を集計する

  1. プロジェクト検査表を結果の基準に選び、「結果を整理」で「集計」を追加します。その前に合格行だけの絞り込みを置かないでください。
  2. 「まとめる項目」でプロジェクトを選びます。最初の集計の「集計方法」を「最小値」に変え、「項目」は検査1、「結果の項目名」は検査1の最小値にします。「集計を追加」を押し、検査2の最小値も同じように設定します。もう1つ集計を追加し、「集計方法」は「件数」のまま、「結果の項目名」に部品数と入力します。
  3. 集計の下で、検査1の最小値が1、検査2の最小値も1となる2つの「絞り込み」を追加します。
  4. 「適用」を押し、P2だけが残り、部品数が2になることを確認します。

説明図:元データで合格1・それ以外0を準備 → プロジェクト別の検査最小値 → 両方の最小値が1に絞る

P1に合格行があっても対象外になる理由

P1は部品Bの検査2が0なので、最小値も0になります。P2は2つの部品が両方の検査に合格しているため残り、P3は検査1が0なので除外されます。こうして、読み込んだ部品すべてが合格したプロジェクトを選べます。

プロジェクト 検査1の最小値 検査2の最小値 部品数
P2 1 1 2

説明図:P1には合格行があっても不合格の部品があるため除外します。

必要な部品そのものが元データから欠落している場合、この集計だけでは検出できません。予定部品一覧と事前に照合してください。未検査行を削除したり空欄のままにすると完了を誤判定するため、未完了0として含めます。

自分のファイルで始めましょう

JOIN SHEETを使ってみる ↗

Excel・CSVの作業はPCでご利用ください。
新しいタブで開くため、作業中のデータは置き換わりません。

サンプルの検証日:

出典

Filter certain project for which everything is finishedの質問を参考に、独自の架空データで手順を作成しました。